サンプル
ここでは、SMAF SCAS で作成したサンプルデータにリンクして、リンクからSCASを起動できるようにしてあります。起動したSCASにおいて、まずエミュレータウィンドウを開いて再生してみてください。それぞれの表示オブジェクトの挙動の違いを観察し、その後各イベントの設定ダイアログを開けば設定されたプロパティを見ることができます。それぞれのプロパティの値によってどのように動作するかを理解するためのサンプルとしてご利用ください。
色替えのサンプルデータ
(クリックするとSCASが起動します。)
- 解説
- テキストに対して色替えの効果を指定しています。背景色設定ダイアログで背景色を紺色に設定しています。
上のテキストは色設定で文字色が黒、文字背景色が白の初期設定から色替え後の文字色が赤、色替え後の文字背景色が白へ変更しています。文字背景色と背景色が異なる場合にはこのように枠を見ることができます。
中央のテキストは、色設定により文字背景色が色替え前には黄色のはずですが、黄色を透明色に定義しています。そのため最初の文字背景色黄色が透けて紺色の背景色が見えています。色替え後の文字背景色は背景色と同じ色を設定しているため文字の枠がとけ込んで見えません。
下のテキストは、J-PHONE絵文字を入れています。文字色は色替え前後で同じ白を指定しています。文字背景色は色替え前は背景と同じ色で、色替え後は別の色を指定しています。
バナーのサンプルデータ (クリックするとSCASが起動します。)
- 解説
- 1番のテキストはライフタイム15秒間のうち10秒間バナーをしています。テキストデータの長さ分つまり1回バナー分をゆっくり移動しています。バナー移動距離とバナー時間によって終了位置をコントロールしています。
2番のテキストは、絵文字を入力したバナーを2回負の方向に表示するようにしています。2回以上表示する場合はバナー方向と同じ方向に折り返しが必要です。アニメーション絵文字の再生は端末側の実装によりますが、アニメーションする場合もありますし、いずれかの絵を表示するだけの場合もあります。10秒間で2回分表示しています。バナー移動距離とバナー時間によって終了位置をコントロールしています。
3番のテキストは縦方向のバナー指定しています。正方向に3回バナーしています。バナー移動距離とバナー時間によって終了位置をコントロールしています。
4番のテキストは、縦方向のバナー指定しています。負方向にライフタイムの間バナーするように設定しています。これは移動距離を0にすることで設定できます。バナーの移動速度は移動時間を変更することで変更できます。移動距離が0の場合は、移動速度は100ドットあたりの移動時間に換算されます。
点滅のサンプルデータ (クリックするとSCASが起動します。)
- 解説
- テキストに対して点滅の効果を指定しています。点滅の回数指定は[表示]→[消滅]または[消滅]→[表示]の状態変化の回数を指定しますので、一度消えて表示されるには2回を指定します。
上のテキストは3秒表示して2秒を消滅しています。ライフタイムが10秒間の指定ですから、残りの5秒間は消えたまま終了します。
中央のテキストは、4回を指定していますので、2サイクルの点滅表示となります。
下のテキストは点滅の回数を0に設定しています。0の指定はライフタイムの間、表示と消滅を繰り返すように解釈されます。他に、文字背景色を背景色と合わせることで枠を見えなくしています。
カラー点滅のサンプルデータ (クリックするとSCASが起動します。)
- 解説
テキストに対してカラー点滅の効果を指定しています。カラー点滅の回数指定は[通常色]→[色替え色]または[色替え色]→[通常色]の状態変化の回数を指定しますので、一度色替えされて通常の色の表示にもどるには2回を指定します。カラー点滅の色指定は通常色をテキストの設定タブで、色替え後の色設定を色替えタブで、周期と回数をカラー点滅タブで設定してください。
上のテキストは3秒通常色表示して3秒を色替え色表示しています。ライフタイムが10秒間の指定ですから、残りの4秒間は色替え色のまま終了します。
中央のテキストは、4回を指定していますので、2サイクルの反転点滅表示となります。
下のテキストは反転点滅の回数を0に設定しています。0の指定はライフタイムの間、反転点滅を繰り返すように解釈されます。
フェードのサンプルデータ (クリックするとSCASが起動します。)
- 解説
- テキストとイメージに対してフェードの効果を指定しています。最初のあいうえおはもっともシンプルな例です。
イメージはLeft Top Corner In から Right Bottom Corner Out で左上から現れて右下に消えていきます。それぞれの効果とその時間を設定します。解説の文字はそれぞれ フェードインにだけ効果を設定して、フェードアウトは設定をしていませんから、普通に消去されます。
移動のサンプルデータ (クリックするとSCASが起動します。)
- 解説
- テキストに対して移動の効果を指定しています。移動時間0を指定すると以前の場所から瞬間的に移動しますが続けて0が連続する場合には無視されるか表示が安定しません。0を使用して瞬間移動させた次の指定では実時間を指定して表示オブジェクトが続けて表示されるようにしてください。同じ座標で時間を指定するとそこで指定時間止まっていることになります。
これまでの効果を1つの表示オブジェクトに対して指定することができます。ここではサンプルを提供しませんが、1つのオブジェクトへの複合効果や複数のオブジェクトを組み合わせて操作することで様々な見え方をします。ぜひ色々なやり方を考えてください。
カラオケサンプルデータ (クリックするとSCASが起動します。)
- 解説
- あのどんぐりころころを単音でカラオケ化しました。
レイアウトサンプルデータ (クリックするとSCASが起動します。)
- 解説
- SCASの座標定義の参考になるコンテンツを制作しました。画面の大小と座標系の指定の仕方を標準座標系、対称座標系、レイアウト座標系の3種類によって定義したときの挙動の違いを見ることができます。
有効表示領域が96x104という端末と120x117という端末の2種類を登録して、エミュレータを複数起動して確認してください。
原点移動サンプルデータ (クリックするとSCASが起動します。)
- 解説
- 小さなLCDを対象に制作したデータを大きなLCDのデータでうまく表示するための原点移動を使ったサンプルを制作しました。原点移動で設定した長方形内の位置は標準座標と対称座標はLCDの大きさにかかわらず維持することができます。
端末情報ダイアログの画面のサイズタブから複数のLCD画面情報などを登録します。
画面の大きな端末情報を用いて作業します。原点の移動タブで汎用で作りたい端末の画面のもっとも小さなサイズを入力します。ページ編集画面上に入力した画面サイズの矩形が表示されます。
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