スコアトラック

SCASではスコアトラックの編集機能は含まれていません。演奏データをインポートすることによってスコアトラックを作成します。インポートできる演奏データの形式はMA-1,MA-2 です。

 

演奏データのインポート

メインウィンドウの[ツール]メニューから [インポート] を選択します。さらにサブメニューで [SMAFファイル] を選択するとファイルダイアログが表示されるので、演奏トラックとして読みこむSMAFファイル(*.mmf)を選択してください。すると、SMAFファイルインポートのダイアログが表示されます。ここで[OK]ボタンを押すと、SCORE、PCMトラックがインポートされます。

インポートが正常に行なわれると、スコアトラックウィンドウにチャートが表示され、スコアトラック情報ウィンドウにはトラックの種類とチャンネル番号が表示されます。何らかのエラーがあった場合は、その旨を表示してインポートを中止します。

演奏トラックが既に存在していた場合、既存の演奏トラックは全てクリアされインポートしたデータに差し替えられます。

インポート時、「コンテンツ情報もインポートする」を有効にすると、コピーステータスや曲名などのコンテンツ情報もインポートされます。この時、インポート前のコンテンツ情報は上書きされます。

※インポートしたスコアトラックは直接編集することはできません。必要であれば演奏系オーサリングツールで編集して下さい。

 

チャンネルの表示
スコアトラックウィンドウのデータは [ピアノロール表示] と [チャート表示] の2種類の形式で表示することができ、チャンネルごとの表示切替が可能です。
表示を切り替えるには、スコアトラックウィンドウもしくはスコアトラック情報ウィンドウで目的のチャンネルを選択してから、[表示]→[チャンネルの表示]メニューでいずれかを選択します。或いは、スコアトラックウィンドウかスコアトラック情報ウィンドウで目的のチャンネルを選択して右クリックします。そこで表示されたポップアップメニューから[チャンネルの表示]を選択します。

CASファイルオープン直後やSMAFファイルインポート直後は[チャート表示]で表示されます。