LCD画面サイズが異なる移動機で再生する場合、定義内容によって表示位置に差異が生じる場合があります。 以下に、座標位置の指定方法について説明します。(サンプルファイルはこちら) 座標位置指定方法について 各イベントの表示位置は標準座標系、対称座標系、レイアウト座標系の3通りの指定方法があります。標準座標、対称座標については位置をピクセル単位で指定し、レイアウト座標は画面サイズの比で場所を指定します。座標系はX、Yをそれぞれ独立に指定することができます。 表示差異について ■標準座標系■ LCDの左上を原点としてX/Y方向を指定する為、画面サイズの大きい移動機では左上に寄ってしまい、画面外から出てくるバナー等が最初から見えてしまいます。 移動機A:96×104 移動機B:120×117 ■対称座標系■ LCDの右下を原点としてX/Y方向を指定する為、画面サイズの大きい移動機では右下に寄ってしまいます。 移動機A:96×104 移動機B:120×117 ■レイアウト座標系■ 画面サイズの比で場所を指定するため、画面サイズが異なってもイベントの配置は変化しません。しかし、画面サイズの大きい移動機ではイベント間の距離が開いてしまいます。 移動機A:96×104 移動機B:120×117 また、画面サイズによってイベントの重ね具合が変わってしまいます。 移動機A:96×104 移動機B:120×117 以上のことを注意してコンテンツの作成をお願い致します。これらの問題の一部は、X方向とY方向をそれぞれ別に指定することで、ある程度解決することができます。
各イベントの表示位置は標準座標系、対称座標系、レイアウト座標系の3通りの指定方法があります。標準座標、対称座標については位置をピクセル単位で指定し、レイアウト座標は画面サイズの比で場所を指定します。座標系はX、Yをそれぞれ独立に指定することができます。
■標準座標系■
LCDの左上を原点としてX/Y方向を指定する為、画面サイズの大きい移動機では左上に寄ってしまい、画面外から出てくるバナー等が最初から見えてしまいます。
移動機A:96×104
移動機B:120×117
LCDの右下を原点としてX/Y方向を指定する為、画面サイズの大きい移動機では右下に寄ってしまいます。
画面サイズの比で場所を指定するため、画面サイズが異なってもイベントの配置は変化しません。しかし、画面サイズの大きい移動機ではイベント間の距離が開いてしまいます。
また、画面サイズによってイベントの重ね具合が変わってしまいます。
以上のことを注意してコンテンツの作成をお願い致します。これらの問題の一部は、X方向とY方向をそれぞれ別に指定することで、ある程度解決することができます。
レイアウト座標指定を使うことで表示範囲を有効に使うコンテンツを作ることは可能ですが、上の例のようなLCD画面の大小と絶対的な位置指定をコントロールするための、原点移動機能があります。例えば、画面サイズの大きい端末を選択して、その中に小さな画面を設定します。以下の例では、120x117の端末の中に、96x104の矩形(小さな画面)を設定してセンタリングしています。(サンプルファイルはこちら) 120x117の端末でブロックを開くと、96x104の領域で黒い線が表示されます。これが新しい原点になります。この中の領域に対して、標準座標系と対称座標系を使って表示オブジェクトを並べると画面の大小にかかわらず、絶対的な位置指定が可能になります。 ただし、レイアウト座標系を使用した表示オブジェクトはこの原点の影響を受けません。表示される端末のサイズから計算された位置に表示されます。 移動機A:96×104 移動機B:120×117
120x117の端末でブロックを開くと、96x104の領域で黒い線が表示されます。これが新しい原点になります。この中の領域に対して、標準座標系と対称座標系を使って表示オブジェクトを並べると画面の大小にかかわらず、絶対的な位置指定が可能になります。 ただし、レイアウト座標系を使用した表示オブジェクトはこの原点の影響を受けません。表示される端末のサイズから計算された位置に表示されます。