端末情報

端末情報の設定は、エミュレータ再生時に利用されます。その設定をファイルに保存することで再利用も可能です。端末情報ダイアログは、メインウィンドウのメニューから[エミュレータ]->[端末情報]を選択すると表示されます。

端末情報の設定
ディスプレイのサイズ

端末名称
想定端末の名称を指定します。複数の端末情報を保存して、読みこむことができます。画面の大きさの違いを入力して、ブロック編集画面やエミュレータのサイズに反映することができます。
ディスプレイのサイズ
端末のディスプレイの幅と高さをドットサイズで指定します。複数の端末の画面サイズをファイルとして保存してコンテンツの再生確認に使用することが可能です。入力範囲は、[幅] [高さ] 共に 1 〜 2047 です。
最大有効表示領域
エミュレータ再生時にSMAFの描画の行われる領域をドットサイズで指定します。端末LCD内での表示領域の基準位置も指定します。入力範囲は、[左端座標] [上端座標] が 0 〜 255、[幅] [高さ] が 1 〜 2047 です。

フォント

フォントサイズ
このダイアログで指定したフォントサイズは、SCAS のエミュレータ再生画面、SMAF Player の再生画面 でのテキストイベ ントのフォントブロックの幅・高さとして参照されます。Windows 標準フォントとして日本語 MS ゴシック フォントが選択されている場合には、ここで指定されたフォントサイズを、近似のフォントビットマップサイズへ補正して表示します。そのため、SCAS 上での表示が指定サイズとは若干異なる場合があります。

制限

使用可能メモリ
携帯端末で使うことのできるメモリサイズです。
※特に理由が無い限り、この値は変更しないでください。
最大イメージサイズ
取り込むことのできる最大イメージのサイズを制限します。入力範囲は、 [幅] [高さ] ともに 0 〜 32767です。[コンテンツ情報へ設定]ボタンでコンテンツ情報ダイアログに値を反映させることが可能です。
※特に理由が無い限り、この値は変更しないでください。

 

端末情報の操作
端末情報の編集
左側の端末リストから端末を選択して、端末情報を編集します。[OK]ボタンを押すと値が保存されます。

端末情報の追加
既存の端末情報を編集してから[保存]ボタンを押すと、端末情報が追加されます。端末情報ファイルは、confディレクトリに置いてください。追加後は、既存の端末情報が上書きされないように、[キャンセル]ボタンを押して、ダイアログを閉じてください。

端末情報の差し替え
左側の端末リストから端末を選択した状態で、[読み込み]ボタンを押して別のディレクトリにある端末設定ファイルを読み込むと、端末情報を差し替えます。

端末情報リストのソート
左側の端末リストの"Terminal Name"と記述されている部分をクリックすると、端末情報リストを"端末名称"、"更新日時"で昇順、降順にソートすることができます。

コンテンツ情報へ設定
左側の端末リストから端末を選択した状態で、[コンテンツ情報へ設定]ボタンを押すと、"使用可能メモリ"、"最大イメージサイズ" の情報が、コンテンツ情報にコピーされます。
具体的には、[編集]->[コンテンツ情報]->[端末情報] に反映されます。